【英検1級一次試験】合格に必要なスコアは?私の実際のスコアも公開!

英検

英検1級一次試験を受けたが

合格するかどうか分からない。

このような心境の方は

多くいらっしゃると思います。

この記事では

合格に必要なスコアの目安と

私の実際のスコアを紹介します。

ちなみに私自身は

2020年度第2回検定にて

英検1級に合格しています。

二次試験対策に進もうかどうか

迷っている方の参考になれば嬉しいです。

一次試験合格に必要なスコア目安は?

まず結論からお話しをします。

英検1級一次試験合格のために

必要な合計スコアは

素点ベースで70%前後です。

素点とは、正解した問題の数です。

例えば、リーディングにて

語彙問題で1問正解しようが

長文問題で1問正解しようが

同じ1問の正解として扱われます。

長文問題の方が配点(重要度)が高い

などはありませんので安心して下さい。

リスニングも同様の考え方でOKです。

英検1級一次試験における

各セクションの概要と

合格目安は以下の通りです。

【リーディング】

問題数:41問(41点)

合格目安:29問(29点)

【リスニング】

問題数:27問(27点)

合格目安:19問(19点)

【ライティング】

問題数:1問(32点)

合格目安:?(23点)

ただし、これはあくまで目安です。

英検1級は正解数(素点)で

合否が決まるわけではありません。

素点がCSEスコアに換算されて

最終的な合否が決まります。

CSEスコアとは

統計を用いた採点方法で

各回の難易度差を調整する役割があります。

ある回ではめちゃくちゃ合格者が多くて

ある回ではめちゃくちゃ少ない…

なんてことにならないように

単純に素点で合否を決めるのではなく

上手く調整されているということですね。

英検1級一次試験における

CSEスコア合格基準は

「2028点」と明確に決められています。

この基準はどの回でも同じです。

各セクション毎のCSEスコアは

「850点」と一律に決められています。

英検1級一次試験では

2028点(2550点)で合格です。

ただし、繰り返しになりますが

CSEスコアは素点ベースで算出されますが

単純に「何問正解ならCSEスコア○○」

とはなりませんのでご注意ください。

私が合格した際のスコアを公開

私は2020年第二回検定にて

英検1級に合格しました。

私の素点とCSEスコアを公開します。

まず素点は以下のとおりです。

リーディング:29(71%)

リスニング:16(59%)

ライティング:30(94%)

自己採点の際に

おいおいリスニング。。。涙

と落ち込んだのをよく覚えています。

次にCSEスコアです。

リーディング:674

リスニング:638

ライティング:786

合計:2098 ※合格基準は2028

お分かりのとおり、私の場合

リーディングは、まずまず。

リスニングは、死亡。

ライティングで、起死回生。

このような感じで合格しました。

冒頭に素点ベースで70%が

合格の目安とお伝えしました。

各技能でバラツキがあっても

得意セクションで挽回できれば

合格の可能性は十分にあります。

英検1級一次試験は

得意セクションがあると有利です。

以下の2つをご覧ください。

【パターンA】でこぼこタイプ

リーディング:70%

リスニング :60%

ライティング:80%

※( )は得点率

【パターンB】均等タイプ

リーディング:70%

リスニング :70%

ライティング:70%

※( )は得点率

どちらも合計70%の正答率ですが

合格に近いのはパターンAです。

これは、得点率が高いほど

CSEスコアも上がりやすくなり、

たとえ得点率が低くても

そこまで大幅にCSEスコアは下がらない。

上記のようなCSEスコアの特徴が理由です。

ゆえに苦手分野を克服するよりも

得意分野を伸ばすことが得策の試験です。

二次試験対策をするべき理由

すでにご理解いただいた通り

英検1級一次試験では

素点のみでは合否を判断できません。

ライティングについては

素点すら分かりませんからね。

しかし、私としては

少し不安でも二次試験対策を

開始するべきだと思います。

理由は以下の2点です。

  • 一次試験の合格発表後では間に合わない
  • ライティングで救われているケースがある

一次試験の合格発表後では間に合わない

一次試験の合格発表のあと

二次試験までほとんど時間がありません。

多くても約1ヶ月でしょうか。

せっかく一次試験に合格できても

準備不足なまま二次試験を受けることは

少々もったいない気がします。

準備している者に幸運は宿る。

一次試験の後すぐに対策を開始しましょう。

ライティングで救われているケースがある

リーディングとリスニングは

自己採点ができます。

しかしライティングはできない。

それが幸か不幸かは分かりませんが

ライティングで意外と高スコアが出る。

このような事態も起き得ると思います。

採点者も生身の人間です。

自分が必死の思いで書いた

文章の可能性を信じましょう。

リスニング50%台でも合格できる

いかがでしたでしょうか?

英検1級一次試験では

全体スコア70%前後が

合格に必要なスコアだと思います。

そして私の場合

リスニングが50%台でも

ライティングで高スコアを取得し

合格することができました。

英検1級については

素点で合否は分かりませんが

二次試験に万全の体制で臨むため

すぐに対策を開始することを

強くおすすめしたいと思います。

二次試験の方こそ

準備が肝心ですので。

最後まで読んでいただきまして

本当にありがとうございました。

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